主脚継と片継脚 |
○施行基面(FL) |
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○継脚 |
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〇片継脚 |
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○主脚継(ポスト継) 鉄塔が傾斜地に建てられる場合、床板上の土量が少なくなり、基礎の引揚耐力(基礎を引っ張りあげようとする力に耐える力)が不足する場合がある。この様な場合には、片継脚とは別に、基礎コンクリート柱体部のみ長さを標準より伸ばし、基礎の根入れ(基礎の深さ)を深くして、基礎耐力を確保する。この場合、鉄塔の主柱材のみを必要な寸法だけ長く継ぎ足すため主脚継(ポスト継)という。 |
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基礎の図の中のAの線は、土量を碇材の線から考えた場合の線です。 基礎の図の中のBの線は、土量を床板底面から考えた場合の線です。 FLや主脚継や片継脚を試行錯誤しながら決定し、それを図面にあらわします。この作業を「脚(あし)入れ」と言ったりするようです。 |
○根巻きコンクリート 鉄塔敷地の整地で、地盤の起伏を元の形にもどすことを原形復旧といい、傾斜地では引揚力に抵抗するための土量が不足しないよう、片継脚や主脚継を使用することになるが、それぞれの長さに一定の制限があるので、地形条件によっては鉄塔脚部の部材が地中に埋没することがある。この場合に鉄塔部材の腐蝕防止などのため必要な高さまで鉄塔脚部をコンクリートで包む。これを根巻きコンクリートという。(最近は、根巻きをしないように、建設位置あるいはFLを決めることが多い) |
19/May/1997 |